2021年9月に、惜しまれつつも53年間の営業を終了した京急油壺マリンパークが、海と夕日と富士山を楽しめるキャンプ場「京急油壺温泉キャンプパーク」としてリニューアルオープンしました。
水族館だった頃の施設はそのままに、芝生スペースをキャンプ場として解放しています。
施設内は犬OK、大型・中型犬、小型犬のドックランがつくられました。
油壺の新スポット「京急油壺温泉キャンプパーク」を紹介して行きます。
もくじ
「京急油壺温泉キャンプパーク」ってどんなところ?
京急油壺温泉キャンプパークは、京急油壺マリンパークの跡地にオープンしました。京急油壺マリンパークは、53年間という長い間、多くの人に愛された施設です。
犬も入れる施設だったので、サニーを連れて訪れたことがあります。サニーとイルカのツーショットを撮影したり、アシカのショーを一緒に見たりしたいい思い出がたくさんあります。
京急油壺温泉キャンプパークも犬と一緒に入れるのは変わらず、ドックランも兼ね備えた施設になりました。
入り口は当時と変わらずです。オープン記念の花も飾られてます。人の入場料金は無料、ワンちゃんは1頭あたり1時間300円(平日)、500円(休日)の入場料が必要です。
キャンプ場ということで、薪や炭、キャンプ用品のレンタルがされています。テントやテーブルのレンタルもしているので、手ぶらでキャンプができるくらい充実しています。
また、薪は詰め放題(袋小500円、袋大800円)というサービス価格です。
「京急油壺温泉キャンプパーク」は犬OK?
ワンコ連れもここで一緒に受付をします。犬鑑札か注射済票が必要なので忘れずに持ってきましょう。
利用料金は1頭1日で平日300円、休日500円です。
受付横でMintyのおやつを販売しています!地元の名産「三崎マグロ」をはじめ、ささみ、りんご、さつまいもを販売しています。
Mintyのおやつは第2、第4土曜日に開催している油壺マーケットでも販売してます
「京急油壺温泉キャンプパーク」の施設マップ
こちらが「京急油壺温泉キャンプパーク」の施設マップです。No7のBBQ場は準備中のため、入口そばのところで会場になっています。
キャンプ場
キャンプ場は、モンゴルサイト、キャンプサイト、オートキャンプサイトに分かれています。
犬OKなので、犬連れでキャンプしている人たちもいらっしゃいました。
項目 | 金額/1区画あたり |
---|---|
モンゴルサイト | 30,000円 |
オートキャンプサイト | 8,000〜7,000円 |
キャンプサイト | 4,500円〜6,500円 |
キャンプ場の区画は水族館の動物達の名前がつけられています。広さや焚き火スペースの有無で料金が異なります。
こちらが区画の目印の立て札です。動物の絵が描かれた可愛い立て札です。
展望台から見たキャンプスペースの景色です。芝生が多い場所だったのをそのまま利用した感じですね。
油壺は三浦半島に西側に位置するので、海、夕日、富士山が見える珍しい景気を楽しめるキャンプ場です。
BBQ場
こちらは共用BBQ場です。焚き火スペースがないキャンプ区画の利用者はこちらでBBQを楽しめます。
炊事場
以前レストランだったところが炊事場として解放されています。テーブルとイスが充実しており、炊事場としては十分じゃないかと思います。
こちらは水道コーナー。たくさんあるので利用者が多くても待たずに使えそうです。
水しかでないのは冷たそうだなと思いましたが、メインシーズンの夏だから問題ないのかな。
ドックラン(小型犬用、大型・中型犬用)
こちらは小型犬用のドックランです。入口が二重になっていて、ワンちゃんの飛び出し防止になっています。
小型犬用は施設の真ん中あたり、オートキャンプスペースのそばにあります。大型・中型犬用は一番奥にあります。
天然芝と人工芝が敷かれたドックランです。ヤシの木の根元もあるドックランを体験するのは初めて。水道やシャワーなどは大型・中型犬用のドックランにありますので、必要な方はそちらでご利用ください。
こちらは大型・中型犬用のドックランです。全面人工芝になっています。こちらも入り口が二重になっているので、飛び出し対策はばっちりです。
大型・中型犬用のドックランにはワンちゃん用トイレや、シャワーがついています。
ポニーふれあい体験
ポニーに餌をあげたり、乗ったりすることができるポニーふれあい体験ができる場所ができました。
夜はモンゴルサイトでお仕事する働き者のポニーです。
10分1,500円で餌やり体験、10分2,000円で乗馬(?)体験ができます。
囲われた中に2匹のポニーが子供達をお出迎えしてくれます。もちろん大人だけでもOKです。
ポニーは2匹いて、母娘の関係だそうですよ。
大人しいポニー達で、触っても動きませんでした。サニーとミントと違って筋肉質で硬い毛質の触り心地です。
チビはビビってなかなか触ってくれませんでした。
いただいた野菜で餌やり体験。ベロで舐めなれるのかと思いきや、吸い込むように食べてくれました。
ポニーの食べ方は初めての感覚、チビも食べられた後に笑顔でした。
屋上展望台
展望台は施設の奥の方にあり、周囲に景色を阻むものが何もない立地です。この日は風もなく穏やかな日で、のんびり海を眺められました。
見渡す限り海の絶景です。天気が良ければ富士山も見える場所です。夕日も見えるので、海、夕日、富士山が同時に見ることができます。
展望台を帰ろうとしたら、トンビが屋上に止まりました。珍しい光景なので写真に収めようとしたが間に合わず。
ですが、飛び立った瞬間のかっこいい写真が取れました!
展望台内では、マリンパークだった頃のフォトスポットがそのまま残っていました。知ってる動物がいたチビは興奮して壁をペンペンしてました。
ビオトープ
滝、田んぼ、川の上流、中流、下流など水生動物が観察できる環境がつくられた場所です。
夏にはホタルも見れるとのこと。
冬なので生き物は見れないかと思いきやメダカが泳いでるところが見れました。
大人達はチビが覗き込んで水に落ちないかヒヤヒヤです。
みうら自然館
ニホンイシガメ、アカハライモリ、どじょう、オオクワガタなど珍しい動物、昆虫などが見れます。
絶滅動物についてなど、マリンパーク時代の内容そのままに勉強になる展示が残されています。
「京急油壺温泉キャンプパーク」おすすめポイント
- 海、夕日、富士山を同時に見られる場所でキャンプができる
- 施設そばにある日帰り温泉があり、小網代湾を望む絶景温泉を楽しめる
- 京急油壺マリンパーク時代の施設が残っていて、懐かしさを感じる
お店情報・SNS
店名:京急油壺温泉キャンプパーク
住所:神奈川県三浦市三崎町小網代1082
営業時間:
・キャンプ/オートキャンプサイト 12:00~翌10:00まで
・モンゴルサイト 14:00~翌11:00まで
・アクティビティ 10:00~16:00まで
・一般開放入園時間 10:00~16:00まで
定休日: 火曜(祝日の場合は翌水曜)
悪天候時は休業となる場合がございます。
Tel:なし
駐車場:150台
ホームページ:https://keikyu-camppark.jp/
Facebook:なし
Instagram:なし
Twitter:@aburatsubo_camp
編集後記
毎月第2、第4土曜日に油壺マーケットが開催されています。場所は京急油壺温泉キャンプパークの駐車場です。
地元の野菜や海産物、ドイツパンなど様々なお店が出店しています。
油壺マーケットはワンちゃんも一緒に楽しめますよ。屋外なので、こちらは入場料もかかりません。
油壺マーケットの様子はこちらの記事をご覧ください。