今回ご紹介するのが、「自分の時間〜1週間で「1日得をする!」自分革命」です。
ビジネスブックマラソンというブログ・メルマガを発行している土井さんがおすすめしていたので読んでみました。
本書は、訳者あとがきで1902年〜1908年に書かれ、1920年に出版されたと推定しており、今から100年も前に出版された本とは思えないぐらい、今の僕にもすっと理解することが出来ました。
時代背景が100年も違うのに納得させられるというのは人間の本質が今も昔も変化していない、ということでしょうね。
”「もっと時間があればはー」は言い訳にすぎない”
”二十四時間という与えられた時間の中で、充実した快適な一日を過ごせるように生活を調整するために心得ておくべき最も重要なことは、そうすることがいかに至難のわざであるか、そのためにいかに多くの犠牲を払い、捲まず撓まず努力しつづけなければいけないかを、冷静に悟ることである。”
本書では、日中の仕事に自分の精力を使うべきではなく、むしろその時間以外(著者は、仕事終わりから翌日の仕事始まりまでを「内なる1日」として表現しています。)に自分を磨くことに使うことを提唱しています。
僕がこの本を読んで、提案されている内容からまず、次の3点を取り入れて行こうと思います。
1.就業時間以外の内なる一日を、最大限活用する
2.1晩おきに90分間、自分の向上にあてる
3.1日の終わりに、今日一日の自分を振り返る
著書では最後に1番重大な危険は、計画の出だしでつまずいてしまうことだと言っています。
それを避けるためには、負担をかけずゆっくりでいいが、規則的にそれを続けることだとしています。
これは、自分を変える習慣力の本で、習慣化しようとすることは1つのことから始めて行くに通じる物がありますね。
人間は今も昔も一度に多くのことを変えられない生き物だということでしょう。
明日から、否、今からの自分の時間をよりよいものにするために時間を正しく使って行こうと思います。