10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
ビリオネア(資産10億ドル保有者)になる人は、普通の人と何が違うのだろうか?
世界的コンサルティングファームPwC(プライスウォータハウスクーパース)のジョン・スヴィオラとミッチ・コーエンが、これまで誰もが気になるが調査してこなかったビリオネアについて調査した結果が本書です。
本書では、ビリオネアの7つの誤解(ブルーオーシャンの開拓者やIT長者など)の説明、ビリオネアの共通点ビリオネアマインドとその内容についてビリオネア達の行動を例にとり解説してくれています。
さてそのビリオネアの共通点、ビリオネアマインドとは以下の5つです。
1.共感力と想像力で未来を描くーアイデア
2.最速で動き、ゆっくりと待つー時間
3.創造的にルーティンワークをこなすー行動
4.現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れるーリスク
5.自分とは正反対の人を仲間にするー仕事相手
第2章以降で説明しているビリオネアマインドの中で印象に残ったものを取り上げて行きます。
第2章 ビリオネアの「アイデア」 共感力と想像力で未来を描く
ビリオネアの8割は、競争の激しい「レッド・オーシャン」で成功している
第3章 ビリオネアの「時間」 最速で動き、ゆっくり待つ
異なる時間軸を同時にあやつるのは、ビリオネアに共通する特徴
第4章 ビリオネアの「行動」 創造的にルーティンワークをこなす
ビリオネアは売り方をデザインすることによって、これまでにない製品やサービスを広めて行く
第5章 ビリオネアの「リスク」 現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる
失敗するリスクより、チャンスを逃すリスクのほうを恐れる
第6章 ビリオネアの「仕事相手」 自分とは正反対の人を仲間にする
ビリオネアのもっとも重要な能力とは、自分と正反対の人物を受け入れ、協力関係を築き上げる力なのだ
以上がビリオネアマインドについて最も気になった部分です。この他にも多くのことが書かれているので気になった方はぜひ一読してみてください。
起業家だけではなく、ビジネスマンもぜひ読んでみるといいと思います。
10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
〜目次〜
第1章 ビリオネアの嘘と真実
この本に登場するビリオネア