【書評】しない家事




今回はご紹介するのは、シンプルライフ研究家マキさんの著書「しない家事」です。

僕は料理以外の家事が苦手なので、できるだけ家事をしないように行動したり効率を考えながらやっていましたが、マキさんも家事が苦手だそうです。

本書は家事が苦手だからこそ「しない家事」を増やし家事の時短にする方法や、家事・家族に対する考え方が書かれています。

本書を読んで感じたのは仕事への考え方と同じ部分がたくさんありました。

以下にいくつか取りあげて行きます。

”家事は細かく分けて少しずつ片付ける
子供がいると家事をしている最中に新しい用事が入ってくることがざら。そこで、家事の工程を分解し
て考えるようにしています。”
→仕事も横から急な仕事が入ってくるのはざらです。あらかじめ仕事のタスクを分解しておくことで切りのいいところで仕事が中断できると思います。

”毎日の生活リズムを変えない”
→仕事も行う順番を固定化し習慣化することで効率よく、短い時間で出来るようになります。

”今しなければいけないこと以外のことをしない
「○日までのできればいい」を見える化してみる”
→仕事もスケジュール管理をし、一日の作業を平準化することでパフォーマンスを最大限に発揮できます。

仕事に応用できる話ばかり取り上げましたが、もちろん家事や子供への接し方についても書いてありました。

”子供からの声かけだけは後回しにしない”
”ストックは多く持たない”
”1道具1役で終わらせない”

などです。

家事も仕事と同じ考え方が応用できると思うと家事に対する見方が変わりました。

夫婦共働きの家庭があたりまえになってきて、夫も家事をすることが増えてきていると思います。

夫側は家事をたくさんやったつもりでも、妻側は全然足りないという結果のアンケートをなにかの雑誌で掲載されていました。
僕もだいぶやっているつもりっですが、きっと妻はそういう風に思っているだろうなと思います・・・。

この本を読んで、これからはもう少し積極的に家事をしていこうと思います。

とりあえず物を減らすのと、8役をこなす万能洗剤バックスナチュロンを買って見ようかと思います。

〜目次〜
はじめに
1 毎日を豊かに暮らすために
2 時間に追われてアタフタしないために
3 楽しく台所仕事をするために
4 お手入れや掃除の手間を減らすために
5 私時間を充実させるために